2026年 年頭の挨拶
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
2026年の幕開けにあたり、株式会社オーレオンスペースシステムズのビジョンと現在地、そして本年の展望をご報告申し上げます。
宇宙資源の解放と「地産地消」の実現
現在、世界の宇宙経済は2030年代に向けて爆発的な成長期を迎えており、2040年には140兆円規模に達すると予測されています。 その中でも宇宙資源は新たな成長分野になっていきます。 私たちは、月や火星探査のボトルネックとなっている「燃料・物資の地球依存」を打破し、宇宙での資源の地産地消を実現するとともに、地上で需要が増えるレアメタルの地球供給インフラを構築することを目指しています。
独創的なテクノロジーと知財戦略
この壮大な構想を商業化させる鍵が、弊社の独自技術「質量推進システム」と「精錬プロセス」の統合コンセプトです。 小惑星の岩石を溶解・分離し、不要なスラグのみを燃料として高速射出するこのシステムは、地球からの燃料補給を不要にし、圧倒的低コストでの資源輸送を可能にします。 昨年にはこの一連のプロセスについて特許を出願し、現在は地上での概念実証(PoC)を着実に進めております。
強固なパートナーシップと新たなフェーズへの移行
本開発および実証を支える体制として、現在、鋳造技術や素材加工に強みを持つパートナー企業2社と、具体的な共同開発に向けた協議を深化させております。 弊社は、「Phase 0:基礎技術確立」のステージにて基礎実験を行ってまいりました。 本年からは、この成果を元に実証モデルの製作を行うべく、外部資金を導入する新たな成長フェーズへと移行いたします。
数百兆円規模の資源ポテンシャルを人類の手に解放する
私たちの挑戦は、一回の探査に留まりません。地球近傍に存在する小惑星には、数百兆円から数京円規模とも称される、地球上の埋蔵量を遥かに凌駕する莫大な資源が眠っています。私たちは独自の輸送技術により、この「手が届かなかった資産」を人類が自由に活用できる富へと変え、持続可能な宇宙開発の基盤を創ります。その第一歩となる挑戦の年に、ぜひご期待ください。
本年も倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年1月
Aureon Space Systems Inc.
代表取締役 若元 淳鷹
